
関西建設アスベスト大阪2陣・3陣訴訟の早期解決の為に、被告建材メーカー12社内の太平洋セメント(御堂筋)の前にて、
泉南アスベストの会として3/12~14の3日間、昼の休み時間にビラまき等の支援活動を行いました。
小生もマイクを持ち、2日間、声を張り上げて以下内容を抗議いたしました:
...太平洋セメントは、約2ヶ月の短時間に東京高裁と大阪高裁において3連続で具体的な和解案が示された今こそ、その重みを真摯に受け止め、被災者らに謝罪すると共に、直ちに賠償金・解決金を支払うべきです。太平洋セメントの経営理念には、「環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行います」と明記されておりますが、被害者救済に背を向け、和解にも未だに応じず、全く逆の犯罪的行為を行っております。
2024年3月期には433憶円もの純利益を上げており、直ちに決断すべきです‼
さもなければ、明治以来続いた日本最大のセメントメーカーが、石綿被害加害者として一生涯、負の遺産(レガシー)を背負い続けることが
必至です...と。
武村さん、山田さん、志野さん 3日間連続の活動お疲れ様でした。並びに、柳本弁・藤原弁・西川弁・位田弁・村上弁さん、ご苦労様でした。
梶本逸雄
弁護団よりお礼の言葉がありましたので掲載します。
建設アスベスト訴訟支援のみなさま
関西建設アスベスト大阪2陣・3陣訴訟「和解案受入れを求める企業前スタンディング行動」ご参加の御礼
平素より、建設アスベスト訴訟へのご支援ありがとうございます。
さて、本年3月12日~14日に実施致しました関西建設アスベスト大阪2陣・3陣訴訟「和解案受入れを求める企業前スタンディング行動」にご参加頂き、ありがとうございました。
今回の行動では、大建工業(株)本社大阪事業所、日東紡績(株)大阪支店、太平洋セメント(株)関西四国支店、ニチアス(株)大阪支社、パナソニックホールディングス大阪京橋、(株)ノザワ本社の6カ所において、16支援団体、参加延べ人数174名での充実した宣伝活動が実施できました。
ご賛同・ご協力くださった皆様のお力添えあってのことです。
大変な時期にも関わらず、要請に応じてご支援を頂きましたこと厚く御礼申し上げます。
東京高裁に続き、大阪高裁からも判決と同様の和解案が示されたことにより、本件訴訟の全面解決の機運が大きく高まっています。
われわれ原告団・弁護団は、今この機会はもちろんのこと、これからも弛みなく、建設アスベスト被害の1日も早い全面的・終局的な解決に向けて、総力を挙げて取り組む所存です。
今後とも、ご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
弁護士 柳本哲亨