第11回泉南石綿の碑記念式  2025/4/19

 今年も晴天の下、第11回泉南石綿の碑記念式が開催されました。

今年は、きれいに手入れされた美しい藤棚をバックにして、例年よりはコンパクトな記念式になりました。この1年間に亡くなられた方は、原告であった植野幸代さん、そして、泉南民商で活動し、建設アスベスト訴訟の原告であった美濃出好清さんのお二人が紹介されました。

黙祷と献花、来賓(山本優真 泉南市長、村松昭夫 大阪アスベスト弁護団長)の挨拶、メッセージ(上甲誠 阪南市長、辰巳孝太郎衆議院議員)の紹介、 山田哲也共同代表の挨拶がありました。

梶本事務局長 「今年の活動は、これまで力を入れてきたこと(被害者の掘り起こしや建設アスベスト訴訟の支援など)を続けながら、梶本政治医師が残したものを整理し、デジタル化していく最初の年にしたい」

山本優真 泉南市長 「今年は阪南市長が来られていないがこれからも被害者救済に向けて、泉南市、阪南市一緒にやっていきたい」

村松昭夫 大阪アスベスト弁護団長 「泉南の国賠訴訟が問うたものそれは、『命か産業発展かではなく、命や安全を無視した産業発展はありえない』である。残念ながらまだこの命題は日本でも世界中でも大事で、これからも問い続けたい」

山田哲也 泉南アスベストの会共同代表 「アスベスト問題は建物の解体で新たな段階を迎えています。これからもご協力をよろしくお願いします」

お問い合わせ